小売業にて店舗運営、マネージメント、バイヤー、経営戦略、採用・人事、株主総会進行などを経験し34歳で店舗運営部長に就任。その後2015年にメンタルサポートここころ（カウンセリングルーム）を開業し、2017年に一般社団法人日本うつ病サポート協会を設立。2020年に今までのキャリアを活かし、職場の悩みにスポットをあてた「カウンセリング・相談・研修」を行う「ラフィール」を設立。

順調にみえるキャリアを支えた出来事が「カウンセリング」でした。 2002年に身近な人がうつ病になり、心理学やカウンセリングの勉強をスタート。当初は身近な人に対してのケアを目的として勉強を進めていましたが、実はここで勉強したカウンセリングス キルがキャリアアップに大きく影響していたのです。

カウンセリングスキルは、「心のケア」に重点をあてます。心のケアのスキルを持つということは、部下のマネージメントにも大きく貢献します。また、カウンセリングスキルは心理学の要 素も関わっていることから、取引先との信頼関係や人事・総務で今考えると大きなプラスになっていたと感じています。

2015年に独立後は、うつ病のカウンセリングを中心に行いながら、企業での研修、個人向けセミナー、スポーツ選手へのメンタルケアを実施しています。

2020年には新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言があり、その中で「コロナうつ予防」としての取り組みが北海道のメディアを始め、新聞媒体、全国の週刊誌などで取り上げられています。

現在は、個性（強み）の発掘や個性を伸ばしていくサポートを行う「明日も味方」の代表講師として携わっています。

私が講師になるまで～ 私は小さい頃から他人の目ばかり気にしてしまい、
他人からの評価にしか自分の価値を見出すことのできない人間でした。
大人になってからもそれは変わらず、仕事に就いても、周りと比べて自分は能力がない、もっと頑張らなきゃ認めてもらえないという考えが根深くあったように思います。それは、私にとってとても苦しい日々でしたし、心機一転転職しても、また同じ苦しみを繰り返すだけでした。
自分は社会不適合者なのではないか…と悩んでも、誰にも相談できず、表面上は明るく、でも心には黒いオリがどんどん積もっていきました。
そんなある日、キャリアトランプ®というカードを使って自分のことについて振り返る機会がありました。
キャリアトランプ®に書かれた言葉に導かれて、「私」という存在がどんな人でどういう経験をして、どんなことが好きで・・・と、
どんどん自分というものがくっきりと姿をあらわしたように感じました。
まるでカメラのレンズで焦点を合わせたかのように。
しだいに自分のことを語る言葉を取り戻したこの経験こそが私が講師になったきっかけです。
キャリアトランプ®はあなた自分自身のことや自分がどうしていきたいのかを「なんとなく」から言語化によって「はっきり」とさせるきっかけ作りができます。
一人でも多くの方に「自分にはこんな価値（強み）があるんだ」と気が付いてほしい。そして生き生きと働いてほしい。
一緒にあなたの悩み解消に取り組んでいきましょう！