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キャリアコンサルタント更新講習デビュー


更新講習とは?

キャリアコンサルタントの登録を継続するためには、更新講習を更新期間内に一定時間数以上受講の上、更新を行う必要があります。

 

これは、キャリアコンサルタントについて、試験合格時に確認した知識・技能を継続的な学習によりブラッシュアップしていることを制度として確保し、キャリアコンサルタントの資質を保証することによって、キャリアコンサルタントの活用を促進していくことを目的としているものです。

 

更新講習は、知識の維持を図るための講習(知識講習)と技能の維持を図るための講習(技能講習)から構成されています。

 

人口減少社会、終身雇用の崩壊など、これまでとはがらりと変わるであろう労働環境となることはもう目に見えており、だからこそ、そこへの変化対応をキャリコンサルタントにも求めているのだと思います。

 

5年のうちに更新に必要単位を取るのですが、それなりに費用が掛かるのがちょっと苦しいところです・・・。


キャリアトランプへの理解度を上げたい

今回受講したのは「ゲームで学ぶ  キャリアコンサルティングに活かす対話型組織開発の手法 入門編」。

 

キャリアトランプを用いての講習でした。キャリアトランプファシリテーターでもある僕にとってはその部分での学びも期待しての受講でした。

 

職業能⼒開発促進法の改正(2020年4月1⽇施⾏)により、キャリアコンサルタントの能⼒要件等規定の⾒直しがあったようで、キャリアコンサルタントの能⼒要件に、セルフ・

キャリアドック等の企業におけるキャリア⽀援に関する知識・技能が追加されました。

 

併せて、企業におくことが求められている職業能⼒開発推進者の選定に際し、キャリアコンサルタントが「必要な能⼒を有する者」と、新たに規定されました。

 

簡単にいうと、企業内で果たすキャリアコンサルタントの役割は一層拡大している、ということでしょう。

 

この背景には、社会環境や産業構造が大きく変化し、職業⽣涯が⻑期化する中で、職業⽣活設計の明確化、これを踏まえた計画的な能⼒開発、キャリアアップ支援の必要性が増していることが挙げられます。


学びをどう生かすか?

これまで対組織開発の視点で学んだことは正直少なかったのでまだまだその点では力不足を実感しながらの講習でしたが、手法を学ぶことは、企業内のキャリアコンサルティングにおいて、中⻑期的なキャリア形成支援において特に有益だなぁという実感は持てました。

 

企業内でのキャリアプラン設計支援をはじめ、安易な早期退職を志向する若年層への対策・支援、在職中の社員への定着支援、また役職定年等これまでの働き方からの変化を伴うシニア層へのキャリアチェンジを含む対策・支援、自己啓発や自己実現といった視点から組織への貢献等の企業内におけるキャリア形成支援など、さまざまな対象層やケースにおいて、対話型組織開発の手法を取り入れて進めていくことが可能なことが分かりました。

 

今すぐ効果的なものを自分ができるかというと正直まだまだかもしれませんが、個人相手のイメージが強かったキャリアコンサルタントの可能性が広がった気がしており、今後は企業領域にもチャレンジどんどんしていこうという気持ちにもなりました。

 

もっと多くの方の役に立てるよう頑張って引き続き更新講習を受けようと思います!

(「仕事ができない つらい」というお悩み対応はもちろんのこと、札幌でキャリアコンサル・カウンセリングといえば「明日も味方」と言っていただけるよう日々頑張ってまいります!自己肯定感UPにも繋がるキャリアトランプの普及にも力を注いでいます!)

(書き手 枝町旭展)