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仕事も味方
「結論から言って、仕事に正解はありません!」
多くの人にとっての最適解はあるかもしれませんが、絶対的な正解というのは存在しません。
だからこそ、日々の勉強が学生以上に大事になると言えるでしょう。
人から学ぶ・本から学ぶ・旅先で学ぶ…。
手段はどうであれ、学ぶことによって正解に近づくように努力することが大事になっていくのだと思います。
そんな積み重ねることで周りや自分を助けてくれる
「サラリーマン基礎力」といえるような考え方やコツにつながることを独断と偏見で語ります。
「悪いのはあなたではなく、上司かもしれない②」
問題上司は反面教師にしよう
先日のブログ「悪いのはあなたではなく、上司かもしれない①」で本人の人間性に問題があるケースについて書かせていただきました。
人間性に問題がある上司には、いくつかの共通点があると経験則ですが感じています。
まず、たいてい自己本位、自分勝手、自己中心的であり、自己愛が強烈に強く、職場の環境や部下の様子に無関心。
他人の気持ちに思いを馳せない人も多い気がします。
部下の立場からすると、そんな上司としての適性に欠ける人間を上司にするなと会社の人事権を持つ立場に文句の1つでも言ってやりたくなります。
しかし、残念ながら「人をみる」というのがなかなか難儀なもの。「人をみる目がある」という力を持つ人はなかなかに少数。
だからこそ、問題上司は少なくないのだと思います。
人事権もない部下の立場で現実的に自分次第でできる対応とは、深入りせずに反面教師として学ばせていただくことしかないかと僕自身は考えています。
問題上司、4つのタイプ
問題のある上司をさらに詳しく見ていくと、4つほどに分かれるかと思います。
4つ目は「ロボット型」、2つ目は「激情気分屋型」、3つ目は「自己愛型」、最後に「出世道具型」です。
「ロボット型」
部下の感情を汲み取れません。人とのコミュニケーションが苦手で、積極的に人と交わろうともしない傾向があります。融通も利かないことも多いです。
「激情気分屋型」
感情の起伏が激しく、自分自身をコントロールできません。陰で「瞬間湯沸かし器」なんて言われることも・・・。自分の期待通りにいかない場合や、ミスをした部下に対して怒りを爆発させます。人の好き嫌いも激しく、相手を「敵か、味方か」で判断する傾向があります。
「自己愛型」
他人から注目を浴びたい、「あの人は有能だ」と称賛されたいという意識があり、自己顕示欲が強いです。電話の声のボリュームが大きすぎたり、自慢話も多く、周りは辟易しているのにそれに気づかない図太さも持ち合わせています。
「出世道具型」
部下を自分の出世の道具としか見ていないタイプ。自分の目的を達成するためなら、部下の気持ちなどお構いなし。部下にとってある意味で最もタチが悪いかもしれませんね。
やっぱり、あなたが悪いとは限らない
どうでしょうか?あなたの上司に当てはまる方がいましたでしょうか?
「いない」という、あなたはとても幸せな環境にいると思います。その当たり前に思っていた環境に感謝したほうが良いかもしれませんね。
もし頭に思い当たる方が浮かんできたあなたは、今一度振り返ってみましょう。
この前のあの件は本当にあなたが悪かったのでしょうか??
「自分が悪い」という反省は、成長に欠かせない大事な心構えです。そして、まじめで謙虚は素晴らしい美徳です。だからこそ、客観的に本当にあなたに責任があるかどうかは考える必要があります。
自分自身に責任もないことを背負いこむ必要はありません。
あなたが「仕事ができない」のではなく、上司が「仕事ができない」が正しいこともあり得るのです。
やはり、本当にあなたが悪いのかについては冷静に、客観的に考えて、必要以上に自分を責めることをやめてほしいと心から思っています。
(「仕事ができない つらい」というお悩み対応はもちろんのこと、札幌でキャリアコンサル・カウンセリングといえば「明日も味方」と言っていただけるよう日々頑張ってまいります!)
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(書き手 枝町旭展)