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日々是味方

「見方を変えれば味方に変わる!」
日々の生活の何気ないことから学べることは沢山あります。
それは一見ちょっとしたことであっても自分自身のアンテナに引っかかるかどうかではないでしょうか?
 日々生活する中での気づきや思いについて、時に熱く語ります。

会社を辞めてわかったこと。


ふと、“会社辞めてなかったら、気づかなかったなぁ”と思うことがある。

 

いつもの時間に決まったことをする必要がなくなり、

いつも周りにいた人たちから離れて、ひとりの時間が増えてから

自分のことを勘違いしていたり、無意識に誤魔化していたことを知った。

 

それを列記してみようと思う。たくさんあるのでシリーズものになりそう。

 

1.会社員は時間を売っていた。

朝、家を7時に出て帰ってくるのは早くて13時間後。

今は自由な時間はお金に変えられないことを知ってしまった。

 

2.かなり痩せていた。

トップスは7号でボトムスは5号だったのに、なぜ痩せたいと思っていたのか?

今は標準体型からちょっと増量気味。本当に痩せなければ。

 

3.実は同時進行は苦手。

それなりにいくつも並行で進めることはしていたけど

実は一つのことに集中したいし、

なかなか頭の切り替えができないタイプだと気づいた。

 

4.家族と楽しく過ごす時間が欲しかった。

2年以上実家に帰っていない頃があった。

お盆休みもお正月もクタクタで帰る体力が無かったり、

誰とも会わず、何もしない時間が欲しかった。疲れていたんだなぁ。

でも会社を辞めてから頻繁に実家に帰るようになった。

両親との時間も弟家族との時間も、今はとても癒されるし有難く感じる。

 

5.思ったよりこだわりが強い。

傍にいる人は“今更?”と驚くかもしれない。

結構何でもいい、どうでもいいほうだと思っていたら

それはただ面倒くさくなって放り投げている状態だと知った。

掘っていくと“こうしたい”が必ずある。

 

6.人に厳しい自覚はあったけど、自分にはもっと厳しかった。

人に注意・お願いする以上は自分がきちんとできていないと、と

自分を戒めていることが多かった。

間違ってはいないけど、ほどほどにしないと自分も相手も辛いよね。

 

7.心が豊かでいるためには食生活がとても重要。

お昼はコンビニで簡単に食べられるもの、夜はスーパーで出来合いや外食、

朝は疲れてコーヒーを流し込むのが精いっぱい。

食べていても頭の中は仕事しているから、味が良くわかっていなかった。

会社を辞めるときに望んだことは

“ご飯をガスで炊く” “お味噌汁の出汁をきちんととる” “コーヒーをゆっくり淹れる”だった。

どれだけ生き急いでいたんだろう。

今は食事するタイミング、何を食べたいかを自分にきちんと聞き、

誰かと食事するとき以外は余計なことを考えず、集中して食べるのが幸せ。

ほら、文字数もこの項目は多い。それだけ私にとって重要だという証だ。

8.環境を変えても自分が変わらないと、何も変わらない。

当時は会社を辞めれば全て解決すると思っていた。でも違った。

また似たようなことが起きても、そのままの私では解決できないことを知った。

ノウハウ・テクニックとか人間を磨く以前に徹底的に自分を知り、

誰にも何にも左右されない本来の自分を認める必要があった。

 

9.何でもマイペースでやりたい。

会社ではスケジュール管理・進行の評価が高かった。

時間を守らない人がとても嫌だったし、自分も死守していた。

“締切りがあってこそ仕事。締め切りが関係ないのは芸術家”と思っていたけど

今はその限りではない。

周りに迷惑をかけない程度にタイミングは重要だし、

周りに迷惑をかけても必要なタイミングもある、と今は思う。

 

10.欠点を埋めることが当然だと思っていた。

出来ない事、苦手な事、ダメな部分は何か常時自分をスキャン。

見つけては埋める方法を考えていた気がする。

何を目指していたのか。自分に可哀そうなことをしていたなぁ。

欠けているところが私の個性で強みだし、欠けたままで良い環境を選べばいいし、

欠けているところを埋める人や方法がどこかに在る、と今は思っている。

 

まだまだあるから、次回続きを。

 

(書き手 ジャスミン)