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日々是味方

「見方を変えれば味方に変わる!」
日々の生活の何気ないことから学べることは沢山あります。
それは一見ちょっとしたことであっても自分自身のアンテナに引っかかるかどうかではないでしょうか?
 日々生活する中での気づきや思いについて、時に熱く語ります。

私のファッション遍歴。


服を買うのが苦痛だった。

お店を見ても雑誌を見ても着たい服がなかなか見つからないし、

やっといいかなと思って試着してもしっくりこない。

 

他の人は一体どうしているのだろう。

センスが無いのか。

私の姿カタチに問題があるのか。

私の好みと姿カタチがマッチしないのか。

女性としてファッションを楽しめないってどうなのか、

いや、服を着ること自体がストレス?と思うときもあった。

 

誰かと比べたわけではないけど

服の数は多分、圧倒的に少ない。

必要に迫られてまぁこんなもんだよねと妥協して買うから

どれも着たくない。

もう何とかしなければ、とプロの力に頼ることを思いついた。

 

最初は“パーソナルカラー診断”と“骨格診断”だ。

結果はオータムが一番多いけど、スプリングも入っている。

骨格はストレートも入っているウェーブ。

そもそも知識不足な上に曖昧な結果で、全然役に立たなかった。

 

次は“骨格診断をベースにしたヘアカット”をしてくれるという美容室へ。

似合うヘアスタイルになれば

服が見つかりやすいのでは、と思ったのだ。

ところが今のヘアスタイルでほぼ問題なし。

ちょっと長さをカットして、分け目は右のほうがいい、という程度。

ちなみに私の話を聞いて行った知人はとても素敵になっていた。

ヘアに関わらず色々アドバイスしてくれたらしい。

 

え~っ何で私にはアドバイス無かったの?

このままで良いってこと? いや、そんなはずはない、と

次は「骨格スタイルアドバイザー」の講習を受けに行った。

 

 

もう人に頼らず自分で何とかしようと思ったのだ。

診断は初めての先生とは違うストレート。

やっとしっくりきて似合うスタイルが理論的によくわかった。

しかし日本人の多くはウェーブで

ファッション雑誌やショップもウェーブが似合う服ばかり。

自分の体型が明確になってまた服探しが難儀になったのだ。

 

ストレートに似合う服は簡単にいうと

スタンダード・フォーマル・シンプルな感じで

スッキリ見えて似合うけど飽きてくる。

 

確かに講習で先生が何度も仰っていた。

ストレートはズバリの服が少ないし、着たい服もあるだろう。

だからどんな服でも、理論を活かして“似合わせる”のだと。

そんな工夫や手間が面倒で楽しめない。

何なんだろう、とまた悩み始めた。

 

そして最後の悪あがき。

約1年前、今度は「ファッションコンサル」に申し込んだ。

全身写真を3カットと困っている事を送り

コンサルの感覚だけで似合うファッションの画像をチョイス、

Zoomで説明してくれる、というもの。

骨格診断ではベストな服を着た写真と

首が短い、背が低い、着たいものが見つからないとか、

思っていることを全部書いて送った。

 

「メール読んだけど、文句ばっかり。自分、大好きなんだね」と

「でも少しでも良くしようとすると邪魔が入るよね」

と笑いながらコンサルの方に言われる。

文句が多いから自分が好き? 好きだけど邪魔?

 

「どこで売っているかはまずは考えないで見てね」

1枚目の画像は白地に赤・青・黄色の花柄のワンピース。

「かわいい!」

申し込んで良かった、と瞬時に思った。

ワンピースで花柄、華やかな色使いが多く、

何枚目かで20代に気に入っていたワンピースを思い出した。

さらに見ていくと結婚式に着たカラードレスとそっくりな服が出てきた。

どの画像も不思議と好みで、懐かしい・・・

 

「あぁ~そういうことか」思わず声に出してしまった。

クローゼットは無地でネイビーやブルー系の

シンプルでシワになりにくい、画像とは程遠い服ばかり。

よくよく考えるとこんな“条件”で服を選んでいた。

〇女性っぽくならない、可もなく不可も無い見た目。

〇赤・ピンクNG。頑張ってオレンジOK。

〇動きやすくて、汚れても目立たない。

(↑会社員のとき倉庫の手伝いをたまにしていたのが反映されていた)

〇家で手洗いできる。

 

結婚式なんて一番着たいものを選んだに決まってる。

単純に本当に好きな服を着たかったんだ。

でもその好みさえも忘れていた。

知識を得ても悩みが解決しないことに合点がいき

コンサルの方が最初に言った意味も理解できた。

 

翌日、デパートに行き

「あっ」という心の動きだけに終始して服を見ると

行き慣れたショップも初めて入ったかのようなワクワク感。

“好き”だけで選んだものは多少骨格診断とはズレていても

それを越えて似合っていくし、心が喜ぶ。

条件付き服探しの気持ちとはえらい差だ。

“好き”を選ぶことはわがまま、贅沢のように思っていた節もある。

 

好きってこんなに嬉しいんだ。

好きって自分を大切にすることなんだ。

50歳を前にしての大発見だった。

 

(書き手 ジャスミン)