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読書も味方

「読書ってホントに面白い!」
読書離れも叫ばれる中、本を読まない方も多くなってきています。
しかし、ビジネスパーソンにとって読書は学びの宝庫であり、日々の仕事の課題を解決するためのヒントや答えが目白押し。
どんなジャンルであっても、読書は仕事において自分を助けてくれるものと信じています。
本は読みだすととても楽しく、まさに至福の時間です。
普段から読書をする方でも、しない方にも、読んできっと楽しめる本を紹介していきます。

「『普通』の人のためのSNSの教科書」を読んでみた。


内容紹介

組織で働く人は炎上や秘密漏洩を恐れて、ネット発信に及び腰だ。

しかしそうした「普通」の人ほど仕事上のメリットは大きい。

本書はバズる・稼ぐのではなく、組織に属しながらビジネスチャンスを広げることを目的としたやり方を伝授する。


バズらなくてもいいし、ビビらなくていい

たいていのSNS攻略本は「バズが目的」としていますし、ビジネスに活かそうという企業アカウントもそうかななんて思います(偏見!?)

著者は最初のメッセージに「バズらなくてもいいし、ビビらなくていい」と書き出しています。

極端なことをいえば、「自分のためのメモ」としてSNSを活用するということでもいいのです。

実は最近になってTwitterにハマり出した僕もこの考え方は非常に納得しています。

始まる前はなにか名言というかイイコトバをツイートしないといけないのかなと思って二の足を踏んでいたのですが、ある時に気づきます。「誰も無名人の名言は望んでいない」ということに・・・。

そこから勇気を出してゆるゆるとつぶやきだしたところ、色々な方々とコミュニケーションが発生し、今では趣味のひとつといっていいくらいになっています。


「本物は続く」

僕の好きな言葉で「本物は続く。続けば本物になる」というものがあります。

どなたの言葉なのかは存じ上げていないのですが、この言葉と出会ったときには「なるほど~」と思わされてとても印象に残っています。

たぶん本書が実名での配信を仕事に活きると進めているのはまさにこの部分かなとも思っています。

発信を続けるメリットとして、「蓄積効果」があげられます。

発信のひとつひとつは小さくても、それらは蓄積され、可視化していきます。そして、それが発信者への信頼を生んでいくのです。

僕自身、つぶやきだしたはじめは反応もなかったのですが、続けるうちにそこからいろいろな方との出会いがあり、コミュニケーションが発生し、明日の味方の活動が広がるきっかけにもなりました。

「普通」の僕でも起こったのですから、「これが発信の力か~」と感心してしまいました。

今は本物になれるよう、頑張って続けていこうと思っています!


ポストコロナを見据えて

これまではリアルの活動でできていたことがコロナ禍においては制限されたり、場合によってはゼロにさせられました。

状況はまさに一遍したといえます。

今やリアルのコミュニケーションだけでは仕事が成り立たなくなった方も多いでしょう。

例えば、全国でセレクトショップを展開するBEAMSさんでは、店舗のスタッフ全員が実名・顔写真付きでブログを公開し、ネット経由の売り上げ増加に貢献していた結果、コロナ渦における影響も同業他社に比べて最小限に抑えられたようです。

このことからも、ネットの発信は今後もその重要性は高まるばかりでしょう。

SNSはネガティブな面も報道されるところですが、決してそれだけではなく、普通の人でもパワーになるというポジティブな側面も本書は教えてくれているのです。


まとめ

本書は実名での発信を勧めていますが、匿名での発信を考えている人にも十分お薦めできる内容であると感じます。

Twitter、Instagram、Facebook、ブログ等のSNSはいまや沢山の種類がありすぎて、疎い方にはもうその時点で抵抗感があると思います。

本書ではそれぞれの特徴を踏まえ、どのような発信についてはどのような媒体が適しているかを教えてくれるので頭を整理するのにも役立ちます。

また、最初は「自分へのメモ」を書く程度で良いというアドバイスは、最初の一歩へのハードルを下げてくれる言葉だなぁと思いますし、僕もそう思います。

本書と一緒に、以前紹介した(3月10日掲載)竹村俊助著の「書くのがしんどい」を併せて読めば、ますますSNSでの投稿に意欲が湧いてくるでしょう。

もちろん本書単独でも、SNSでの最初の一歩を踏み出したい方には是非とも読んで欲しい一冊です!

(書き手 枝町旭展)