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仕事も味方

「結論から言って、仕事に正解はありません!」
多くの人にとっての最適解はあるかもしれませんが、絶対的な正解というのは存在しません。
だからこそ、日々の勉強が学生以上に大事になると言えるでしょう。
人から学ぶ・本から学ぶ・旅先で学ぶ…。
手段はどうであれ、学ぶことによって正解に近づくように努力することが大事になっていくのだと思います。
そんな積み重ねることで周りや自分を助けてくれる
「サラリーマン基礎力」といえるような考え方やコツにつながることを独断と偏見で語ります。

「心は折れるものである」


最近の若者は・・・というのは本当?

上司のぼやきの代表として「今の若者は粘りが足りない、どうも打たれ弱くて困る・・・」といった声があります。

果たしてこれは本当でしょうか?

いわゆる朝から晩(夜中)までの長時間労働に加え、様々な理不尽さに耐えてきたブラック企業ならぬハードワークが当たり前であった世代である上司の方々については、「働き方改革」と「ゆとり世代」とか「「さとり世代」とか、生温く感じてしまうこともあるのは事実かもしれません。

しかし、勘違いしている方も多いのですが、ハードワークとは決してひたすら長時間労働を続けるような働き方ではありません。

ちょっと手を伸ばして実現できるような、一歩上の目標を設定し、それに向けて絶えず工夫をし、学び、時には新たな方法も取り入れるなど、不断の努力で目的達成に向かっていくことこそハードワークの本来の意味なはずです。

最近の若い世代は、昔と違い幼い時から情報が溢れていたこともあってか、世の中のルールや価値観以上に、自分自身が意義を感じられない行動を嫌う側面があるように感じます。

それが良いことか、悪いことかはさておき、変化が速い現代において「石の上にも3年」のような価値観はもはや通じません。

「頑張る」の意味が自分たちの世代とは異なっていることを知り、ひとりひとりと向き合っていくことが求められています。


強さよりも「しなやかさ」

「レジリエンス」という言葉をご存じでしょうか?

物理学的には「回復力」「復元力」と訳されますが、心理学的には「自分を守る力」「いい状態を維持する力」という意味も加わります。

分かりやすい日本語でいえば「しなやかさ」であると僕は思っていて、現代人にとって非常に重要な力であるとも感じています。

「心は折れるものである。」

それをあらかじめ知っていることで、最悪の展開から自分を守り、気を取り直して前向きに取り組める力こそレジリエンスです。

上司の立場でしたら、部下のレジリエンスを高める視点はこれからの時代に特に必要となる重要なスキルであると思います。

上司ではなくても、自分自身でレジリエンスを高める努力も大事になっていくことでしょう。

「仕事ができない」と思い込んでいる方は、心が弱いと自分を責めるケースも多いのですが、強さよりも大事なものはしなやかであり、それを腹に落ちるまで実感するには僕自身の経験則からもカウンセリングやキャリアトランプは効果が高いのでお勧めしたいです。


自分を守れるのは自分だけ

「ブレない」という言葉を聞いてあなたはどんな印象を持つでしょうか?

昔参加したあるセミナーの冒頭での質問なのですが、この質問に対して僕が頭に描いた答えは「どんなに強い力で押されてもびくともしないみたいなパワー」であるとか、「逆風にも負けずに突き進む力」のようなイメージでした。

両方に共通するのは「曲がらない強さ」みたいな感じでしょうか。

辞書的には「不安定にゆれ動くことのないさま」とか「ポリシーを貫いているさま」など、僕が思っていたイメージは正解に近いのかなと思いますが、セミナーでの答えはちょっと違いました。

講師の先生がおっしゃっていたのは「曲がらないのではなく、曲がっても元の位置に戻ってこれること」というものでした。

辞書的には違う答えなのかもしれませんが、僕自身はこれを聞いて腑に落ちたことを今でも鮮明に覚えています。

そして、これこそ「しなやか」であるなとも思います。

強さだけを求めると、それ以上に強い力には勝ち目がありません。

強さを求めた心では、凄まじい強さをもったダメージには対抗できず、ポキッと折れてしまいます。

メンタルにダメージを負った人をみて「まさかあの人が・・・」となるのはこのケースです。

弱いのではないのです。強いが故に我慢に我慢を重ねることが真の原因です。

もちろん、強くなければ世の中生きていけないのも事実。ただ、それだけでも生きづらい。

折れたことのある僕自身、常にこの部分については気を使うようになりました。

もし今苦しんでいる方が強さだけを求めているのだとしたら、少しだけ気にしてもらいたいなと思ってます。

(書き手 枝町旭展)