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仕事も味方

「結論から言って、仕事に正解はありません!」
多くの人にとっての最適解はあるかもしれませんが、絶対的な正解というのは存在しません。
だからこそ、日々の勉強が学生以上に大事になると言えるでしょう。
人から学ぶ・本から学ぶ・旅先で学ぶ…。
手段はどうであれ、学ぶことによって正解に近づくように努力することが大事になっていくのだと思います。
そんな積み重ねることで周りや自分を助けてくれる
「サラリーマン基礎力」といえるような考え方やコツにつながることを独断と偏見で語ります。

「51:49」


「1」が持つパワー

本日のブログのタイトルを見て何のこっちゃとお思いでしょうか?

実はこの比率、私自身にとっては日々仕事において重要視しているものなのです。

本日のブログではなぜ私がこの比率を大事にしてきたのかについてちょっと語らせていただきたいと思います。

結論から申しますと、仕事相手に対して「1」だけ常に得してもらうことが「51:49」だと思い、交渉事にしろなににせよ相手がいるときには意識をしてきました。

考えるようになったのは、20歳代後半。当時、新規事業の卸売り担当のメンバーとして営業担当をしていたときです。

卸先であるお客様とのやり取りはもちろん、新しい取り組みですから社内体制で足りないことも日々出てきます。となると、会社として体制を作るために様々な他部署へも常にお願い事項なども発生し、当時の私は日々謀殺されていました。

まさに社外営業というより社内営業という言葉がぴったりなくらいでした。

だからというわけではないのですが、少しでも仕事を引き受けてもらいやすくなるよう、他部署が困っているときは進んでヘルプに行っていました。

小売りの会社だったので新店オープンの際には休日1日使って地方まででも応援に行ったり・・・。役立てることは何でもやろうという気持ちでした。


相手に得してもらうことで自分に返ってくる

そういった日々の行動を見てくれてか否か、皆さん快く面倒な仕事も引き受けていただき、時には嫌味も貰いながら卸売り体制を構築していきました。

商品力には定評があったこともあり、売上もどんどん上がり、5000万から3億まで一気に伸びました。それに対応するため、また他部署も巻き込み社内体制を強化して・・・を繰り返しました。

お客様が増えれば、当然色々なお客様がいらっしゃいます。当時は私も若かったので、やり取りをする方の多くは年上の方々。

中には自分だけ大きな得をするように交渉する方もいれば、相手を尊重し一緒に取引を大きくしようとしてくれる方もいたり様々です。

今思えば本当に様々なお客様と仕事をさせていただき、育てていただいたなと思います。

そういった方々と仕事をする中で「51:49」の数字を意識するようになっていきました。

私の好き嫌いかもしれませんが、自分だけが得しようとなんでも相手がやるべきことまで押し付けてくるお客様とは私は取引したくなかったので、売上はなくていいと思っていました。

逆にこちらの立場も尊重し、一緒に取引が拡大するよう日々協力してくださる方への労力は惜しみませんでした。できる限りの協力はさせていただきました。

やったことの結果は、やった通りに返ってくるものです。

「たらいの水」も自分のほうに水をかき分けると、波は相手にゆったりと向かいます。逆にどうぞどうぞと相手に水を渡すようにかき分けると、自分のほうに波が来ます。

相手に「51:49」は「1」を多く渡すことで、相手も得をする・自分も得をする好循環が生まれることを経験から学んだことは今でも大きかったと思っています。


循環し続けることに意義がある

数字だけでみれば「90:10」のほうが大きく得をしたようにみえます。しかし、相手は大きく損をしています。

双方にメリットがないことは続きません。

「51:49」はお互いにメリットがきちんとあるはずの割合です。次回、また次回と繋がっていくことで「90:10」以上のメリットを双方にもたらすと信じてきました。

転職した今でもこの考え方は変わっておらず、このスタンスを持っているからこそ短い時間の中でも取引先さんとも協力してもらえる関係性が持てたのだと思います。

昔、上司に「取引先さんとの関係構築がうまい」と人事評価で褒めていただいたことがありました。

当時は自分に自信がなかったのであまり腑に落ちませんでしたが、今思うと僕の強みを認めてくださっていたのだと思います。ありがたい限りですね。

僕とは違う意見を持たれる方もいらっしゃるでしょうし、周りに強制しようとは思っていません。

ただ、自分はきっと「51:49」を大事に、そのスタンスは死んでも続けていくんだろうなと思っています。

(書き手 枝町旭展)