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読書も味方

「読書ってホントに面白い!」
読書離れも叫ばれる中、本を読まない方も多くなってきています。
しかし、ビジネスパーソンにとって読書は学びの宝庫であり、日々の仕事の課題を解決するためのヒントや答えが目白押し。
どんなジャンルであっても、読書は仕事において自分を助けてくれるものと信じています。
本は読みだすととても楽しく、まさに至福の時間です。
普段から読書をする方でも、しない方にも、読んできっと楽しめる本を紹介していきます。

「ジャパネットの経営~東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと」を読んでみた。


内容紹介

なぜか愛される会社、ジャパネット。
若き2代目社長・髙田旭人がロジカルに説き明かす
「アットホームでストイックな会社」のすべて。

◎ 売れない時代になぜ売れる?
◎ カリスマ創業者が去って成長を続けるのはなぜ?
◎ 「働き方改革の旗手」とされる理由とは?

創業者・髙田明の後を継ぎ、過去最高売上高更新中!


やるな、2代目

ジャパネットは今や日本を代表する大企業の1つであり、創業者である高田明さんのことを知らない方はなかなかいないでしょう。

そんなカリスマ創業者のあとを継ぐのは本当に大変なことと誰もが推測できますが、実際に引き継いで、且つ売上も伸ばしている高田旭人さんはもはや2代目かどうかは抜きにしてただただ優秀な経営者なのだと思います。

本書では、「事業戦略」や「働き方改革」、「組織マネジメント」、「セルフマネジメント」などをキーワードに「ジャパネットらしさ」の根幹にある考え方を61個のルールに分けて紹介してくれています。

読んでいて非常に分かりやすく、ビジネスパーソンにとってとても参考になる考え方ばかり。論理的で頭のいい方であることが伝わってきます。


驚異の売上の伸び

ネットやテレビショッピングなど、通販を柱に商品を販売しているジャパネットですが、売上の伸びはまさに驚異的です。

1993年時点では23憶円ほどの売上でした。そこから現在に至るまで様々なピンチを乗り越えてきたわけですが、2019年時点の売上はどれくらいだと思いますか?

なんと2070憶だそうです!(驚きの成長です)

自分自身も作業用品の販売をインターネット通販で行う部署で仕事をしていたこともあります。

商品の単価や特性は違いますが、メディアを駆使してモノを売るという本質は変わらないはずです。

それだけにこの売上の伸びをみてその後ろではとんでもなく大変な仕事を皆さんがしていたのだと推測し、凄いなと感じました。

通販ではネットにしろテレビショッピングにしろ、売れた後には配送で商品を届けることになります。

届けるにあたっては丁寧な梱包などきめ細かな作業もあります。ただ送ると一言でいうだけの簡単なことではないのです。

この売上だととんでもない物量ですから現場ではその売上が増えるに伴う対応をするために相当な努力があったことと思います。

また、裏方の仕事であるバックオフィス部門もそれは同じです。経理にしろ総務にしろ人事にしろ、常に急激な変化を求められ、その対応には相当な苦慮もあったでしょう。

そこに対応してきた会社力は本当に素晴らしいなと思います。


休むことも仕事

2015年に社長に就任した際に「リフレッシュ休暇」を導入したそうです。年に1回、連続5日間の休暇を取れるという規定で、前後の土日を含めて最低9連休にすることを推奨しているとのこと。

その後も徐々に進化をして、顧客サービス部門の正社員・契約社員向けに「スーパーリフレッシュ休暇」を導入し、土日を含めて最低16連休ということも可能とのことです。

これを見たとき、率直に羨ましいなと感じました。欧州の企業では1か月、あるいはそれ以上の長期休暇も取れると聞き、日本もそんな社会になればと昔から思っていました。

仕事はのめり込めばのめり込むほど楽しくなりますし、それを否定するわけではないです。

長時間働く=悪とは全く思わないです。そういう時期が人生に1度はあることも勉強だとも思います。(もちろん強制された状態ではただのブラック労働ですのでそこは宜しくないと思っています)。

ただ、人間集中して働くには限界もありますし、仕事の外にある社会を見ることで仕事に生きることも経験するとある意味休むことも仕事だなと心から思うのでした・・・。


まとめ

ここでは書ききれないくらいに参考になる学びがあった本書。とても読みやすくてビジネス書慣れしていない方もおそらく抵抗なく読めてしまうと思います。

働く人にとってはどんな仕事にも活きるエッセンスがある良書と思います。後輩などにお勧めするにもいい本かと感じました!

(書き手 枝町旭展)