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仕事も味方

「結論から言って、仕事に正解はありません!」
多くの人にとっての最適解はあるかもしれませんが、絶対的な正解というのは存在しません。
だからこそ、日々の勉強が学生以上に大事になると言えるでしょう。
人から学ぶ・本から学ぶ・旅先で学ぶ…。
手段はどうであれ、学ぶことによって正解に近づくように努力することが大事になっていくのだと思います。
そんな積み重ねることで周りや自分を助けてくれる
「サラリーマン基礎力」といえるような考え方やコツにつながることを独断と偏見で語ります。

「くれない族にはご注意を!」


「くれない族」とは?

あなたは「くれない族」という言葉聞いたことはあるでしょうか?

あらかじめ説明させていただくと、海外のどこかの民族の名前・・・ではありません。

おそらく世界中、もちろん日本にも、そしてあなたの周りにもいるかもしれません。

「くれない族」とは、1984年(私の生まれた年・・・)に、TBSテレビで放送されたドラマ「くれない族の反乱」から生まれた言葉だそうです。

このドラマは、それまで子供の使っていた「○○が××してくれない」という言葉が主婦層にまで浸透している実態を描いたものとして評価をされ、「くれない族」という言葉は同年の流行語大賞で流行語部門銀賞を獲得したとのこと。

そこから今に至るまで約35年以上になりますが、「くれない族」は絶滅どころか、もしかしたらもっと増えてしまっているような気がしています。

会社組織で働いているときっと多かれ少なかれ思うことはあるでしょう。

「自分ばかりに仕事が集中して周りがフォローしてくれない」・「トラブルが起きても上司が助けてくれない」・「あの人のほうが暇そうなはずなのに電話すらとってくれない」などなど。誰しも似たような思いを抱いたことがあるのではないでしょうか?

人生の大半を会社で過ごすことになるわけですから、このような一見するとちょっとした不満も放っておくとなかなか根深いものとなり、怒り、さらには恨みにまで発展することも出てきます。


誰の心にも住んでいる。

極論で言えば、相手に期待をするからこそ、それが満たされないことで「〇〇してくれない」と不満になるのですから、そもそも「相手に期待をしない」ことができれば「くれない」とも思わないはずです。

たしかに理屈ではそうでしょう。しかし現実には長い時間を過ごす会社の仲間だからこそ「〇〇してほしい」と期待してしまうのは世の常なのだと思います。

実際にタイムリーな話でつい昨日私にもありました。

ちょうど外勤に出る寸前に、しかも人員がちょうど少ない時間帯に電話が来ました。

自分はもう外勤に行かねばならず電話に出なかったのですが、10コールほどなっても、データ入力作業をしていた年上の後輩は電話にでる気配はなく電話は鳴り続けていました。

私は外勤先へ向かう社内で、「周りに人もいないのだから状況をみて電話くらい出てくれないと困る」と「くれない族」がひょいと顔を出してきました。

現実社会には相手にも事情や都合があり、常に自分が求めているようには動いてくれません。たしかに人間誰しも相手に期待することは多かれ少なかれあるのは間違いないでしょう。

しかし、その思いをそのままぶつけると「相手も自分の事情をまったく分かってくれない」と新たな「くれない族」が生まれ、感情のぶつかり合いになってしまいます。

そうなるともう互いの想いは交わることなく、すれ違う一方です。


「くれない族」にならないための努力を

もしかすると「くれない」という不満が生じやすい人には、他人に頼りすぎる傾向が強いのかもしれません。

会社はいろんな人が助け合うことで1人ではできないことができるようになる素晴らしい仕組みであるからこそ今日まで発展してきたのでしょう。

そして、今後も様々な形態はあることかと思いますが、人が協力し合い事を成していくことは不変であると考えます。

だとするならば、よく言われることですが「他人は変えらない」前提に立ち、自分自身のアプローチを変えていくしかないはずです。

相手がしてくれることを待つばかりではなく、自分から相手にできることを考えて利他の精神を持ちそれを実践していく。これに尽きるのではないでしょうか?

誰しもの心にいる「くれない族」。付き合い方には十分に注意をして悪さをさせないようにしたいものですね。

(書き手 枝町旭展)