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仕事も味方

「結論から言って、仕事に正解はありません!」
多くの人にとっての最適解はあるかもしれませんが、絶対的な正解というのは存在しません。
だからこそ、日々の勉強が学生以上に大事になると言えるでしょう。
人から学ぶ・本から学ぶ・旅先で学ぶ…。
手段はどうであれ、学ぶことによって正解に近づくように努力することが大事になっていくのだと思います。
そんな積み重ねることで周りや自分を助けてくれる
「サラリーマン基礎力」といえるような考え方やコツにつながることを独断と偏見で語ります。

「悪いのはあなたではなく、上司かもしれない①」


職場とは上司である。

「会社とは上司である。」

そこまで言い切っても言いくらいに職場において上司の影響は大きいものです。

ある程度の規模になり、職位階層がきちんとしている職場になると、その傾向はより強くなります。

会社といってもなかなか全員と話すこともなく、仕事上接点がある同じ部署の同僚・上司との交流に偏りがちです。

学生時代を思い返しても、クラス全員と毎日会話していたという人はツワモノで、なかなかいなかったと思います。

だからこそ、会社ではたまに飲み会だったり、イベントを催して交流を図り、職場の一体感の醸成するのだと思います。

そう考えると仕事の時間のほとんどは同じ部署。そこでの人間関係、中でも自身の評価者でもあり仕事の貰い先にもなる上司の存在は非常に重いものになります。

 


部下のメンタル不調の大半は上司が原因

だからこそと思いますが、メンタル不調者や離職者が続出する職場には、問題のある上司がいる確率は高いのです。

一口に問題といっても様々ですが、大きく分けると2つになります。

1つ目は、マネジメントスキルが不足しているケースです。ただ、そうであるだけならば誰しも最初のスタートは初心者。経験を積み、個人の研鑽や会社のバックアップにより、解決することもできます。

厄介なのは、2つ目。本人の人間性に問題があるケース。

生まれ持った計画傾向に加えて、成育歴や育った環境など様々な要素が絡み合って構築されていくのが人間性であり、そう簡単に明日からチェンジとなるものではありません。

また年齢も高くなれば高くなるほど、人間頑固になり素直さが少なくなる傾向もあり、変化させようにもハードルは上がっていきます。

変わろうとしても、そう簡単ではない。それが現実なゆえ、厄介と言えます。

逆で考えると、もっと分かりやすいかもしれません。

自分の身の回りの方を思い浮かべてみていただくと、仕事もできる上司は、人格的にも尊敬できる方ではないでしょうか?

仕事力と人間力には間違いなく、強力な結びつきがあると分かりますね!


あなたが悪いとは限らない

「仕事ができない」ことに悩む方は、まじめで謙虚な方が多い傾向があります。

そのため、何かがミスがあったときも、自責の念が強く、「自分がもっとこうすればよかった、あーすればよかった」のように考えがち。

他責人間よりも自責人間のほうが成長に繋がるとは思いますが、行き過ぎには要注意。

実際には、上司の指示が間違っていた(悪かった)こともあるでしょうし、仕事は相手があってのことなので、自分がどう動こうが極論どうにもならないこともあります。

ちなみに、僕自身がメンタル不調になった原因の1つはここにありました。

人事異動で新しい部署で、今まで全くやったことのないことをやる訳なので何も分からなくて当然であるにも関わらず、できてないところを抽出し、ダメ出しをくらい続け、できていない自分を自分でも責め続けていました。

そして、帰宅後も早くできるようになりたいと法律関係だったり、労務関係だったり様々な専門書を睡眠時間を削って読み漁ってました。

本を読むだけで仕事はできるようにはなりませんし、今振り返るとよく頑張っていて本当に当時の自分を褒めてあげたいくらいです。

いまでこそ、「そもそもお前(S課長)がしっかり教えないから悪いんだろーが!!」と憤りを感じますが、「仕事ができない」で悩んでる方にとっては自分だけでは自分自身を責めてしまうのです・・・。

だからこそ、本当にあなたが悪いのかについては冷静に、客観的に考えて、必要以上に自分を責めることをやめてほしいと心から思っています。

今、仕事が原因でしんどくて辛くて仕方がない方、ぜひ悩みを解決する第1歩として「明日も味方」を頼っていただけたらと思っています。

(「仕事ができない つらい」というお悩み対応はもちろんのこと、札幌でキャリアコンサル・カウンセリングといえば「明日も味方」と言っていただけるよう日々頑張ってまいります!)

ご相談はこちら↓
https://ashitamomikata.com/menu.html

(書き手 枝町旭展)