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日々是味方
「見方を変えれば味方に変わる!」
日々の生活の何気ないことから学べることは沢山あります。
それは一見ちょっとしたことであっても自分自身のアンテナに引っかかるかどうかではないでしょうか?
日々生活する中での気づきや思いについて、時に熱く語ります。
記念日新聞
昨年末、4人の甥と姪にクリスマスカードを送ろうと思い立った。
でもメッセージを書くだけじゃつまらないな。
1週間後には実家で会うからお土産やお年玉は渡すし、
かさばらず、ちょっと面白いもの・・・。
それで「記念日新聞」のサービスを思い出した。
子供たちの誕生日の新聞を同封しよう。
全員小学生だから漢字はある程度読める。
見出しを読んで「こんなことあったんだ~」と家族で話す様子を想像した。
ネットで検索すると郵送と自販機がありすぐ見たかったので街にある自販機へ。
一面とテレビ面が選べ、A3サイズで400円。
まず1人目の誕生日を設定し出力する。
「内閣支持率〇〇%に低下」
「〇〇〇の運転手殺害」
「〇〇殺害死刑判決会見」
ゲゲゲ・・・。いい記事、一つもないわ・・・。
この日だけかも。もう一人出してみるか。
二人目を出力。
「日本の支援船 国後沖で足止め」
「2次補正案成立」
「〇〇ホールディングス純損失4900億円」
ん~・・・。送るのは止め!
あと2人の出力はせずに帰ってきた。
内容の難しさもあったし、記念となる出来事、
子供たちの笑顔が引き出せそうな記事は1つもない。
新聞ってこんな感じだったっけ?
目当ての記事を出力するには便利なサービスだけど
楽しいタイムトリップとしては使えないな。
そもそもホッとすることや笑顔溢れる記事を一面に載せることは
新聞としておかしいのだろうか。
私は数年前から新聞購読をやめ、テレビのニュースを見るのも殆どやめた。
新聞を読む、ニュースを見ることは社会人として、仕事柄当然、
常に情報に追いつかなければ、という恐れからの行動だった気がして
完全に一度情報に触れることを遮断、今に至る。
ネット環境に慣れたせいもあり久々に手にした記念日新聞が
莫大な情報のほんの一部分、切り取った破片のように感じた。
今になって甥姪の誕生日をネットで検索したら色んなジャンルの記事が出てきた。
これで充分!
それに子供たち、パソコンの授業があるもん、
簡単に調べられるよね・・・。
(書き手 ジャスミン)